イメージに合ったデザイン

音楽と合わせて空間づくり

こんな花の店にしたい。海外で描いた夢は、ビルの改築を機に実現のチャンスを迎える。しかし、「新しい店につくり直す構想は、ライフローレンの店のインテリアデザイナーだった人との出会いがなかったら実現しなかったかもしれません」。いくつか設計事務所に依頼しても、抱いているイメージに合ったデザインが出てこない。そんなとき、「こんな店がつくりたいんだ、と彼に話をしたら、3日でラフコンテを上げてきました。それを見て、彼にまかせれば大丈夫だと確信したんです」

現在、店のスペースで、さまざまなイベントを企画している。「花に似合うもの。たとえば家具やインテリア小物、アートや音楽と合わせて空間づくりをしていきたい。花を買いに来たかたも楽しめるし、イベントに興味を持ったかたが花をながめていく。そんなふうに、いろんな人が行き来する場所にしたいと思います」

昔の店を知る人からは「変わってしまった」と残念がる声もあるそうだ。しかし、老舗だからこそ、新しい提案をしていく力があるのではないか。生まれ変わった店が多くの人をひきつけるのは、付け焼き刃でない存在感と心地よさがあるからに違いない。

切手や消印を使った作品には身近なもの、身近な行為から生まれる現代美術のおもしろさがある。